「あ!親父に言われたんだ」


「なに?」


「お前達、疲れているから風呂入って休めって」

「ちなみに…美菜の部屋 でも、客間でも好きな方でだって」

達哉はニヤリとして悠生を見た


「…俺は帰った方がいいだろ…」


美菜は顔がほんのり赤かった


「神龍会のトップが言ってるから大丈夫だ」


部屋の真ん中に座っている人達を見てみた


そこにいた美菜の父親、流夜は2人を見ながら、優しい目で見ていた


悠生は軽く一礼して立ち上がった


そして


その真ん中にいる人の前まで歩く