「そして、村木さんに言われたの」


‘この事は悠生が黒蛇と名乗るまで言わないでくれ’と…


「そこまで知ってたんだ…」


悠生は美菜を此処から連れ出して抱きしめたかったが我慢した。


「美菜さん。黒蛇の横にいるという事は並大抵な気持ちじゃ無理だ。だけど…
その目、見たら安心した。
やはり青龍の血を受け継いでいるな

俺も協力するから」

と一瞬ニコッと笑って人の中に戻っていった