それと…


私もこの左側の青い瞳と青龍の血を受け継いでいる。


それをすこしでも黒蛇の為に役立てたい

美菜は真っ直ぐな瞳で両親達を見つめる

「私の仕事は危険と背中合わせです。
でも美菜さんは必ず私が守ります。
どうか側にいさせてください」




「お前達の気持ちはわかった。
悪いようにはしないが結論は少し待ってくれ。直ぐには決められないからな」


と 父親の流夜が言った


「さてと。そろそろ良いかな?仕事が…」

と祖父の聡が言って皆が立ち上がる


美菜の頭をポンと叩きながら部屋を出て行く


最後に母親の香が


「ちょっと話しして良い?」