「悠生…私はこの世界の事なにも知らない。だから足手まといになると思う。だけど悠生の片腕になれるようになるから…
そばに居させて下さい」


「あと…達哉…
ごめんね。黒貴会の事…」


「美菜。黒貴会の事は俺から頭に話しておくから」


「達哉…本当に大丈夫か?今から時間あれば俺から話したい」


「ああ…早い方が良いな。聞いてみる」

達哉は携帯で父親に電話した




「美菜…足手まといになんてならないよ。それよりお前は良いのか?
俺達、黒弦神は法律ギリギリの事…それ以上の事にも手を出さなければならないんだ。
闇の中に生きるから孤独との戦いにもなるぞ」


「悠生…そばに居れなければ、もっと辛い闇の中をさまようことを思えば全然平気だよ」