悠生は拳をギュッと握りしめ


美菜を見れずに俯いた


拒絶されるのか…
どんな表情をしているのか


怖くて見れなかった

「悠生…」


(ビクッ)


「顔上げて。私を見て…」


ゆっくり悠生は美菜と目を合わせる


「美菜…」


左の青い瞳はキラキラして


女神のように微笑んでいる美菜が目の前にいた