家に着くと玄関の前で兄の達哉が待っていた


「おかえり美菜」


「…ごめんね達哉」

「悠生から話しは少し聞いた。大丈夫か?」


「うん…」


「帰ったばかりですまない。黒貴会の若頭が話しをしたいと…今日来るんだ」


「!!…わかった」


「…達哉。美菜に着いていていいか?」

悠生は美菜の手をぎゅっと握る


「悠生…大丈夫か?黒貴会だぞ…」


「ああ…覚悟は出来てる」


「何?悠生…」


美菜は2人の話しが解らなく顔を見る


「美菜…心配するな大丈夫だ」


「うん」


「さあ疲れただろう中に入りなさい」


悠生と美菜は部屋に入りソファーに座った