ーー…
ある日突然親父に言われた


「藤川家の美菜さんに護衛につけ」


小さい頃、本当の兄弟のように遊んでくれた2人


いつもニコニコしていて嫌なことあってもその笑顔に癒された


「村木家は代々藤川家を守る役目だ。わかったな悠生」


それから美菜の護衛につく


毎日心安まる事はない


でも、時々見せる笑顔に癒される愛しい人


その気持ちは誰も知らない。



主人を守る影…


ほんの少し手を伸ばせば届く距離が


大きな壁に遮られている