ナミは俯いて聞いていた


「遠く離れても、どんな時も、例え他の人のものになってしまっても…見守り続ける事が出来るよ」


「その人は幸せになって欲しいと願うから」


ユウは俯いているナミの長い髪に手を伸ばし指を絡める


「ん…」


そして後ろから顔を髪に埋めた


「ああ…良い…香りが…する」