「ちゃんと説明して下さい。美菜様…」

「村木…お前を自由にしてやる。幼い頃から私達兄妹の面倒ばかりで辛かっただろう。もういいから…ありかとう…悠…生…」


美菜の左の青い瞳は今にでも泣きそうだったが堪えていた


「私は!美菜様に一生…「村木。下がれ後から達哉から話す」


父親は真っ直ぐ悠生見つめ、達哉は眉間にシワを寄せていた

「…わかりました。失礼します」


(バタン)


「美菜。戻りなさい詳しく決まったら連絡する」



「…はい」


なにも考えられなく頭の中は真っ白になりながら部屋に戻った





これで…いいんだ