達哉はサキを見つめた


サキは思わず目を逸らす


「クスッ ちょっと横になって良い?」


サキの横で目を閉じて寝てしまった達哉

‘達哉?’


スゥ‥スゥ‥


立場上、他人に隙を見せない達哉だったが


この森のせいなのか
横にいるサキのせいなのか


安心して深い眠りに入った


さわさわと優しい風が2人を包む


サキは達哉を見つめて
この時間はずっと続けば良いと思った