達哉は目の前の人物から目が離せなくなった…


中性的な雰囲気

サラサラ風になびく髪

細い指先

川を見つめている瞳は、くりっとした大きな目で


川の反射でキラキラ輝いている



(目の前の奴は男だぞ。どうしたんだ…俺)


自問自答した達哉だが…


次の日から毎日


森に来るようになった