森の方に美菜の手を引いて歩くサキ


大きな木の下で止まり向き合った


‘美菜 護衛する為 必要 合気道’


「サキ?合気道?」

‘簡単 覚えた方が良い 役に立つ’


「ホントに教えてくれるの?嬉しいよ
これでサキ守れるかな?」


サキは目を丸くした

小さい頃からやっている合気道。

その辺の男ではかなわない位強いサキ


それをこの女の子が守ってくれると言ったのを聞いて


クスクス


思わず笑ってしまったサキ


「サキ、笑った顔、可愛い」


と言った美菜の微笑みはサキの心を溶かしていった