日に日にサキは美菜に心を開いていった

‘コーヒー 飲む’

‘おはよう おやすみ’


‘森 散歩いく?’

言葉が増えていき美菜は嬉しかった


ある時サキが


‘美菜 教えてあげる’


「ん?サキ、何を」

と聞き返したら


手を引いて外に歩き出した