陽菜。



「行ってきます」



覚えてる?あの朝と同じ台詞。



わかってた?



でも、どちらも聞こえてないかもしれないね。



それでいいんだ。



それで。



・・・・・・・・




・・・・・・陽菜っ!




俺はベッドに近づいて、彼女の唇にそっとそっとキスを・・・・・・した。