陽菜!



陽菜!



何度も何度も心の中で、



口に出して愛しい彼女の名前を呼ぶんだ。



少しでも届きますように・・・。





ゆぅさん、陽菜を守ってやって。



俺は、あのリングと一緒に陽菜の手を握り締めた。



お願いします。



お願いします・・・っ。神様っ。