あっ、



転がって止まるリングがとても小さく見えた。



「ごめんね。俺今お店に寄って直してもらうから」



言った俺の言葉に、


陽菜は必死に



「大丈夫。私が持っていたい!」


って訴えるんだ。




あの時、本当は感じたなんとなく嫌な予感を



もしかしてキミも感じていたのかな。