「俺らももう2年だってよ」 少し笑いながら信は言った 俺は相変わらず桜の木を見ていたから 「んだな」 そう曖昧に答えた 「お前、結局一年間彼女なしだったよな」 「はあ、お前なんだで」 俺らは笑いながら話しを進めた 「俺は9ヵ月目の彼女いますーだ」 あぁ、そうだった 「あーうぜえな、いいだろ別に」 こっから信ののろけ話を数十分聞かされた