美結が産まれて、4年がたった。


「ママ、パパは?」


「もうすぐ帰って来ると思うよ」


美結は私に似てるらしい。


長い髪に、目がくりっとしてるところがってみんな言う。


「もうすぐっていつ?」


「んーそうだな」


私はベットの上から、ちらっと時計を見た。


美結が大きくなって、私と龍矢と3人で寝るようになった。


美結が真ん中で。


「ママ~」


美結がベットの上で、ピョンピョン跳ねた。


「美結。危ないでしょ!」


私が怒ると、美結はシュンとなってベットに座った。


ただ今午後8時。