「バカ言わないで。子供じゃないんだから」


「子供じゃないね~」


「なによ。その目」


「別に。寝るんだろ?」


「寝るからあっち行って」


「はいはい」


そう言うと龍矢は、もう一度私にキスをして机に戻って行った。


バカ、龍矢。


私、お母さんになるんだよ?


いまだに子供扱いして。


あーダメだ。


また腰痛くなってきた。


ショッピングモール歩いただけなのに。


疲れたし。


寝よう。