あれ?今何時?


目を覚ますと、もうお日さまは空高く昇ってた。


トントン


寝室のドアを叩く音。


「はい」


「美和様、起きられましたか?」


入って来たのは、メイドさん。


「はい。あの、龍矢は」


「朝早く、出発なさいました」


「そうですよね」


「昼食の準備が出来ました。どうぞ」


「はい」


って、お昼?


「仕事っ!」


えっ、うそっ。