「そうですよね。一般人が言っても、ですよね」


「そう。社長は特別よ」


龍矢は特別。


そう。


特別、嫉妬心が深くて。


でもそれは、ただの独占欲じゃない。


私にいろんなことやらせてくれる。


で、たまにあーなる。


うん。


たまに、だよ?


たぶん・・・


たまに、だよね?


「美和」


「えっ?」


そんなこと思い出してたら、ベットの上で龍矢に抱きしめられてた。