「そうだけど。もう・・・」
「あんなに好きだって言ってて」
「そんなに簡単に諦めちゃっていいの?」
希美が私の顔を覗き込んできた。
「わかんないの」
「わかんない?」
「ほんとはどう思ってるか。もしかしたら私もひろ君のこと、お兄ちゃんとしか思ってなかったのかなって」
「私は本気だと思ってたけど?」
結華が机に肘をつけながら言った。
「私もそう思ってた」
「今も、思ってるんでしょ?」
「うん」
「もういい」
「結華」
結華が外に視線を移した。
「あんなに好きだって言ってて」
「そんなに簡単に諦めちゃっていいの?」
希美が私の顔を覗き込んできた。
「わかんないの」
「わかんない?」
「ほんとはどう思ってるか。もしかしたら私もひろ君のこと、お兄ちゃんとしか思ってなかったのかなって」
「私は本気だと思ってたけど?」
結華が机に肘をつけながら言った。
「私もそう思ってた」
「今も、思ってるんでしょ?」
「うん」
「もういい」
「結華」
結華が外に視線を移した。