「あっ、私やるよ」


「いいよ、座ってて。砂糖とミルク?」


「うん」


「子供だな」


「悪かったですね」


どうせ子供ですよ。


ブラックなんか、飲めないの。


「ほら」


「ありがとう」


「こっちも持ってて」


「えっ、うん」


ひろ君が小さな机を出した。


フローリングに座ったから、私もそっちに座りなおした。


「ひろ君。私、なにすればいい?」


「なにって?」