――幸せな気持ちで今日もバイトに向かったわたしだったけど、


嵐が起こるのは、まさにこれからだった。


それも、例の、13時過ぎ。


本物の小悪魔は、たくさんのしもべを従えて、うちの店へとやってきた。


その名も、


上之内エリカ―――。