「へぇ…」



「朝陽くんにそう言われると、無理に感じる…」




「そんなことないよ…香なら大丈夫だよ」





あたしの頭に手をのせて、ぐしゃっとする。




  朝陽くんの『大丈夫』はあたしに、勇気をくれる



  何倍、何千倍に嬉しい…



  あたしだけの『大丈夫』…




「頑張れよ!」



「うん…」