手の中にあるキャンディーを見つめ、一人放課後ホームにいることが多くなった。


あたしは自分自身、沈んでいるのがいやで髪を明るくして

泣いて眠れなくて出来た隈を隠すために化粧をし始めた。


黒板を見れば『進路』の二文字…



朝陽くんはどこに行くんだろう。




あたしの頭の中は、四六時中朝陽くんのことでいっぱいだった…