あたしは、知ってる場所はこの町ではホームと登下校の道だけ…。



無人駅のホームで泣いていた…。



「朝陽の馬鹿…。」




視界がかすむ…。


「ねー彼女。学校抜け出して一人?」



うわぁ…ナンパだ


こういうの前から苦手なんだよなぁ…。




あたしは、顔を上げることができないでただ泣いていた…。