「ね!香ってさぁ…増田すきだよね?」


「え!?」



あたしにもクラスの友だち…女子8人全員が出来た。



前の中学ではありえないことでも、この中学ではできてしまう…。






これも、朝陽くんのおかげかな?





「ずっと、増田の方見てる。」


「そんなことないよ!」

あたしが大きな声で言うから、クラス全員がこっちを見る。

朝陽くんが近づく…。

「なにはなしてんのー?」


「朝陽くんには関係ないじゃん。」

「えー。恋バナ。」



「そっか…。」