あの日妹は交通事故に巻き込まれた。

今すぐにでも、臓器移植しないと危険だと言われた。

ウチにはそんなお金作れるわけがなかった。




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何を狂ったか、親父は台所から包丁を取り出し

母親を刺し、俺の方向へ向かってきた…



真紅の血で染まる包丁を俺に刺した…



そこから俺の記憶はない。