季節は瞬く間に過ぎさり、卒業式となった。 あたしを大きく変えてくれたここを離れるんだ… 卒業生代表の朝陽くんの声が会場に響き渡る。 舞台から降りた朝陽くんは笑っていた。 あたしは、また一人になるのかな?