夢…あれは夢じゃないの?あれは…夢?



そう思いながらまた眠りについた。






次の日、学校につくとクラスの席に普通にまるちゃんは座ってた。恐る恐る、まるちゃんに昨日の夢の話しをすると「何の話し〜?」って笑ったよね…私、それを聞いて「何でもない」って笑い返したっけ…そう、あれは夢なんだって。





それから終業式までの3日間、私は穏やかに過ごした。お父さんも幸い急変もせず、かといって良くもならず…おばあちゃん私を可愛がってくれて。お母さんは病院から1日1回だけ帰って来て、またいそいそ病院に戻る…


そんな生活だった。