「おはよー」
「みいちゃんおはよ!」
次の日、友達のカナちゃんが私の席に走って来た。
「今日ね、うちのクラスに転校生が来るんだって!」
みいちゃんは私。
小川美奈子…だからみいちゃん。小学校2年生になってまだ3ヶ月。あと1週間で夏休みになる今、転校生が来る事じたい今思えば不思議な事だったと思う。
「ホント!?嬉しいね、女の子かな?男の子かな?ワクワクするね」
陽気に浮かれた私。
その時、夏の暑さの中突然強く吹いた風が教室に入って来た。いつもの生温い風と違ってひんやり冷たかった。窓の外から、校庭の木がざわめく音がした。
―ザワザワザー…
音につられて外を見ると、夏の太陽とは似ても似つかない色白の女の子が運動場の真ん中に落ちてたサッカーボールを拾って、ポーンポーンと、上に投げて遊んでる。
透き通るような白い肌。
真っ白なワンピース…
「みいちゃんおはよ!」
次の日、友達のカナちゃんが私の席に走って来た。
「今日ね、うちのクラスに転校生が来るんだって!」
みいちゃんは私。
小川美奈子…だからみいちゃん。小学校2年生になってまだ3ヶ月。あと1週間で夏休みになる今、転校生が来る事じたい今思えば不思議な事だったと思う。
「ホント!?嬉しいね、女の子かな?男の子かな?ワクワクするね」
陽気に浮かれた私。
その時、夏の暑さの中突然強く吹いた風が教室に入って来た。いつもの生温い風と違ってひんやり冷たかった。窓の外から、校庭の木がざわめく音がした。
―ザワザワザー…
音につられて外を見ると、夏の太陽とは似ても似つかない色白の女の子が運動場の真ん中に落ちてたサッカーボールを拾って、ポーンポーンと、上に投げて遊んでる。
透き通るような白い肌。
真っ白なワンピース…