「みなこちゃん、まだ誰も行ったことのない国にまだ誰も見たことのない、名前もない花が咲いてるんだって。そこの国は、空も木も草も花もぜーんぶ真っ白なんだよー!」
「空も木も草も花も?そんなのおかしいよ」
「ぜーんぜんおかしくないの!だってね、そこの国、雲は七色だから雨が降ると国中全部に色がつくんだよ。でも、面白いんだよ、七色の雨は空をピンクにして木を水色にして…色を間違えちゃうんだ。だけど、これは間違いじゃないの…雲はそれを正しいと思うから間違いじゃないの。」
私は良く意味がわからなかった。だけど面白くて聴き入った。
「空も木も草も花も?そんなのおかしいよ」
「ぜーんぜんおかしくないの!だってね、そこの国、雲は七色だから雨が降ると国中全部に色がつくんだよ。でも、面白いんだよ、七色の雨は空をピンクにして木を水色にして…色を間違えちゃうんだ。だけど、これは間違いじゃないの…雲はそれを正しいと思うから間違いじゃないの。」
私は良く意味がわからなかった。だけど面白くて聴き入った。