自分でも分かんない 勝手に口が動いて、勝手に足が動いた あたしは教室まで走った まだ明かりが点いてる ガラガラッ! 乱暴に戸を開けると川村先生がビックリしたような顔であたしを見た 「びっくりした〜!なんだ華村か〜!どした?忘れ物か?」 あたしは呼吸を整えて言った 「なんで…希美を呼んだの?2人っきりはイヤなの…?」 川村先生は一瞬ビックリしたような顔をしたが、すぐに気まずそうな顔をして俯いた