俺は藤堂を数学準備室まで連れてきた


「お前、なんで呼ばれたかわかってるか?」


「なんでですか〜?単位が危ないとかぁ?」

そう藤堂は笑いながら言った



バンッ

俺は近くにあった机を思い切り叩いた



「とぼけてんじゃねーよ。お前華村に何したかわかってんのか?」

冷たい視線で藤堂を睨んだ



「な、なんのことですか?」

そう言って藤堂は脅えたような顔で目を泳がせてる