「いや、そこまでは分かんないけどなんか急ぎの用みたいだったから早く行った方がいいよ〜」
「分かった〜めんどいな〜。じゃあ希美ちょっと行ってくるわ」
「はいはい行ってら〜♪」
片付けとか手伝わされるのかなあ…
そんな事を考えながら美優は体育倉庫へむかった
ガチャッ
ギィー
体育倉庫の重い扉を開く
すると翔ちゃんがマットの上に座っていた
「あ、翔ちゃん用って何〜?手伝いとかだったらあたし戻るよ〜(笑)」
「いやいや…そんなんじゃないよ…」
翔ちゃんは立ち上がると俯きがちで美優の方に歩みより、扉の鍵を閉めた