「やぁ…ん、ふっ…」

あたしはこらえきれず涙が溢れてきた



すると川村先生があたしから手を離した



「悪い。やりすぎた…」


そういって先生は手首に固定されていたネクタイをほどき、あたしを優しく抱きしめた





「ごめんな…」



―――――――――…

川村先生はあたしが泣き止むまでずっと抱きしめていた


「な…んでこんなことするんですか…?」



「…ごめん……」


さっきまでの妖しい笑みは消え、川村先生は俯いた




「川村先生は何がしたいんですか!?最低ですよっ…意味分かんない!」