―――――――…

次の日


美優が下駄箱でくつを履いていると後ろで人の気配がした



振り向くとそこには川村先生が立っていた



ビクッ

「か、川村先生…」


「お前昨日のことぜってぇ人に言うんじゃねぇぞ。言ったらどうなるか分かってんだろうな?」


耳元で言われ美優は頷くしかなかった



それだけ言うと川村先生は去っていった






なに…それ…





教室に入ると希美がすでに座っていた


「あ!おはよ〜美優!昨日電話ごめんね〜。で!あれって本当なの!?」


「あ、あれ嘘だよ嘘!そんなんあるわけないじゃーん!騙しちゃってごめんね」


「なーんだぁー♪やっぱり川村先生がそんなことするはずないもんね〜」


「そ、そうだよっ」



ガラガラガラッ

「出席確認するぞ〜」

川村先生が教室に入ってきた

「ほ、ほら希美席つかなきゃ!」

「はいはーい」