長い廊下を一気に走る
「ハァハァッハァ…」
涙が頬をつたった
川村先生なんであんな事…最低…
ファーストキスだったのに…
好きなんて思ってたあたしがバカみたい
これから学校…どうしたらいいの…?
希美…
携帯を取り出し希美に電話をかける
プルルルル…
「もしもし〜♪あっ美優どうだった〜?」
「……っ…」
「…えっ?美優…泣いてる?」
「…っ先生が…っ」
「どうしたの!?」
――――――――…
あたしはさっきあったことをすべて話した
「えっ!?ウソ〜ホントに〜?」
「うん…」
「ちょっと詳しく…………あ!ごめん!ちょっと親から呼び出しかかったから明日詳しく教えて〜♪じゃねっ!」
「ちょ!希美!」
プーップーップーッ
希美…信じてないんだ…