振り払おうとするが男の力にかなうわけがない


「俺からは逃げらんねえよ」


「そんな…んっ…!?」






気付くと川村先生の顔が目の前にあった

美優の薄い唇が川村先生の唇と重なる


「っ…!!」



先生の指があたしの唇を開いた


「やっ、…んんっ」


そのまま先生の舌が入ってくる


やだ…なんでこんなことするの…?



先生に両腕を掴まれているので逃げられない



先生はあたしの後頭部に手を回してさらに口付けを深くしてくる




「いやっ!」

あたしは先生を思い切り突き飛ばし、走って教室から出た