「……やっ…」

男の人に頬など触れられた事のない美優は、思わず川村先生の手を払いのけた


「こんな事で照れちゃうの?かーわい♪」





いつも笑顔で、優しくて、男子にも女子にも人気の川村先生…なのに…なんで…?

「川村先生どうしたんですか!?こんなの川村先生じゃない!」


「ははっこっちが俺の本性だよ。毎日毎日爽やかぶってると疲れるもんだね」

そう答える川村先生の笑顔はいつもとは違う妖しい笑顔だった



美優はもう返す言葉も見つからなかった




「でもこんなに反応が良い子なんて久しぶりだな〜♪やっぱ俺が目つけてただけあるな」


川村先生はまたクスッと笑い、美優の髪を触る


「い…やっ…」

また川村先生の手を払おうとした途端、ガシッと腕を捕まれた