「よしっ!美優いこっ♪今日も先生とこ行くんでしょ?」


「うんっ!じゃああたし行ってくる!さっきは本当ありがとうね♪」


「待って!先生に言いたいことあるから、あたしも言ってい?」

「え?うん。いいよ〜♪」


(でも言いたいことってなんだろう?)




2人で数学準備室に向かった




ガラガラガラッ


「せんせーっ♪」

「失礼しまーす♪」

そう言って準備室の戸を開けた



「おう!って松尾もいるのか!どーしたんだぁ?」


「あたし先生に言いたいことがあって!」


「言いたいこと〜?なんだ?」


「あのね。男に興味がなかった美優を変えた先生はすごいよ!だからさ、これからも希美をよろしくお願いします♪泣かせたりしたら許さないから!」



「わかってるって♪泣かせたりなんかしねーし!松尾こそこれからも美優をよろしくな〜!」


「まかせてください♪じゃ、それだけだから!邪魔者は去りまーす♪」



希美…


「じゃあね美優♪」

そう言って希美は準備室を出ていった