先生が出席確認をしていると
希美があたしの肩をツンツンっとつついた


「どーしたの?」

あたしが振り向くと


「ねえ!川村先生ほんきでかっこいいと思わない!?あたしまじでタイプなんだけど〜!」


ズキッ

あたしは胸が締め付けられるのを感じた


「そ、そーなの〜?でも希美一個上の落合先輩タイプだって言ってなかったっけ?」


「ん〜だって落合先輩最近彼女できたみたいでさ〜」


「そ、そうなんだあ…」




「だからあたし川村先生本気で狙っちゃおうかなって思って♪」


あたしは希美の口から一番聞きたくない言葉を聞いた