最後の曲を歌い終えたのは10時頃…… 辺りはもう真っ暗になっていた。 早く帰らなきゃ…… そう思いギターを持って公園を出ようとしたその時だった。 「よっ、生意気女!!!」 後ろから声を掛けられた。 「あっ、あんた昨日の…」 良く見てみると昨日私を助けてくれた男の人だった。