大智にはしっかりとした目標があって
その事を話している時の顔はキラキラしていた。

私もそんな夢を見つけたいな。

「大智そろそろ帰らないとお父さんとお母さん心配するんじゃない?」


「そうだね。」


大智はコーヒーを飲み干して
立ち上がった。


「今日は突然伺ってすみませんでした。また改めて挨拶に来ます。」


「気にしなくていいんだよ。今度はゆっくり澄花の手料理でも食べにくるといい。」