そんな私の気持ちを察したのか
大智がそっと抱きしめてくれた。


「大丈夫だよ。俺が好きになった澄花だもん。それに澄花の事話したら母さんも父さんも会いたがってたんだよ。」


大智に包まれて大智の鼓動を聞いて
なんだか不思議と安心した。


「うん、わかった。」


よし!っと気合いを入れて
大智に続いて家の中に入った。