ニカッとして歯をみせて笑う栄一と名のる男の子。
友達付き合いなんて、
した事ないから分からないケド…
初対面で呼び捨てで言われたのは初めてだった。
「今度から宜しくッ!!」
ウインクと共に歯をみせて笑う栄一。
「こちらは栄一君!明日香と同い年で、一見普通の人だけど、栄一君は目に色が無いの。」
何度か聞いた事はあった。
目に色が映らない人。
「そう!ご説明があったとおり!俺は空が青だって言われても分からないしっ!明日香の顔色も分かんないっ!」
自分の障害をこんなにも楽にいうなんて…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…