電車の中でそんな幸せで馬鹿みたいな会話を俺達は楽しんだ







裕子とこんな風に話せるようになるなんて





触れられるようになるなんて





夢みたいだ






身体の芯からトロトロに溶けていってしまいそうだ







死んでもいいけど
死にたくない






もう言葉じゃ言い表せないくらい幸せだった