階段を途中まであがると、踊り場の上でなんか声が聞こえた
よく聞こえなくて少しだけ上がってみた
(拓海が言ってたいいもんてこれかな?つか盗み聞き?)
って思いながらよく聞くと、一人は女の声でもう一人は・・・
「・・・春夜?」
つい声が出て、口を押さえた
そこへ、後ろから小さな声で
「なっちゃん」
と呼ばれた
拓海もメール送ってから来た様だ
「拓海、なんだよこれ?」
小声で状況説明を促すと、「しっ」と口の前に指を立てられてそれ以上聞けなくなった
仕方なく、声のする方へ拓海と二人耳を集中させた
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…