入り口で女の子二人にやかましく責め立てられて対処しきれずに居る俺と、
「君らね、ちょっと静かにしてやってよ」
諦めたよーな顔しつつもフォロー入れてくれる拓海
それに全く耳を貸さない女の子たちのところに、嗅いだ覚えのあるキツイ香水の匂いが流れた
なぜか・・・一年の、俺が入るはずの教室からあの巻き髪が出てきた!!
「春夜くん来てたんじゃない おはよ」
・・・どゆこと?
女の子二人は逃げるように俺から離れていって、俺の横では相変わらず気の毒そーな表情の拓海だけが残った
「・・・先輩、何してんですか?」
「昨日の返事待てなくて来たんだけどね、一年の春夜くん狙いの女に自慢したくなって彼女って言っちゃった?」
ゴメンネ、と付け加えるけど言い方が全然ごめんて感じじゃない
俺は予測してなかった事態に動けずしゃべれず、すべての思考回路をシャットアウトさせていた
「君らね、ちょっと静かにしてやってよ」
諦めたよーな顔しつつもフォロー入れてくれる拓海
それに全く耳を貸さない女の子たちのところに、嗅いだ覚えのあるキツイ香水の匂いが流れた
なぜか・・・一年の、俺が入るはずの教室からあの巻き髪が出てきた!!
「春夜くん来てたんじゃない おはよ」
・・・どゆこと?
女の子二人は逃げるように俺から離れていって、俺の横では相変わらず気の毒そーな表情の拓海だけが残った
「・・・先輩、何してんですか?」
「昨日の返事待てなくて来たんだけどね、一年の春夜くん狙いの女に自慢したくなって彼女って言っちゃった?」
ゴメンネ、と付け加えるけど言い方が全然ごめんて感じじゃない
俺は予測してなかった事態に動けずしゃべれず、すべての思考回路をシャットアウトさせていた